20160603kakou
早いもので連載10回目です。
山梨に関する本は本当に沢山ありますので、
どれから紹介していいのか困るくらいですね。

さて、今回は井伏鱒二です。
山梨にしょっちゅう来て釣りをしていたことが分かります。
故郷の福山以上の思い入れでは??と思ってしまうほどですね。
山梨は釣りをするのにもいい所です。
読んでいるうちに私も本当にやりたくなりましたよ。

ゆるやかで余裕のある筆致はまさに文豪ですね。

今の世の中では時代の流れが早すぎて、
情報がガンガン入ってきて、落ち着いていられません。
便利になって余裕が生まれたわけでもないんですよね。

このように大きくゆったりと構えて作家をするというのは、
現代は返って難しい面もあるかなと思いました。
そうすると、こういう作家は生まれにくい世の中でもありますね。

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http://www.asahi.com/…/y…/articles/MTW20160603201860001.html