9月読書会 9月14日(金)19:20ー21:30 今回は第二金曜日の開催です♪ 駐車場(案内は下記)の関係で時間を少し変更しました。 課題図書『いのちを“つくって”もいいですか? 生命科学のジレンマを考える哲学講義 』 島薗進著 —- 内容紹介より 技術的に可能なら、人工的に“人のいのち”をつくり変えてもよい? 誰もが願う「より健康に、より長く生きたい」という希望。iPS細胞による再生医療をはじめ、出生前診断、遺伝子治療やロボット技術――最新のバイオテクノロジーに根差す現代医療は、その願いを着実に実現しつつあり、「病気や老化を克服する」可能性さえも見えてきた。 ところが、従来不可能であったことが「できてしまう」ようになることで、私たちはこれまで想像もしなかった課題に直面しつつある。それはたとえば、「技術的に可能なら、人工的に人のいのちをつくり出してもよいのか?」「身体の特徴や能力、知性などを親が好きに選んで、子どもをデザインしてもよいのか?」など、今日の倫理観では対処できないようなジレンマだ。そしてそれらは、テクノロジーが発展するほどにますます複雑になっていく。人がただ望むままに進んでいくならば、私たちはやがて「いのちをつくり変える」領域に踏み込んでしまうのではないか。 本書では、バイオテクノロジーがもたらすこのような治療を超えた医療=エンハンスメントの課題と、生命科学と深く結びついた現代、そして未来の社会を生きるための新しい“いのちの倫理”を、読者とともに「哲学的」に考えていく。 —- 春光堂書店で販売しております。 本を読んでくれば、どなたでもご参加できます。 参加費:1,000円(学生500円)お茶付き ●駐車場はこちらが便利です。 19時過ぎに停めれば、次の日の8時まで300円です。 ここから歩いて5分です。 ・パークジャパン中央第四 http://www.parkjapan.com/search/parkinginfo1_1000565.html —– 読書会の案内 会読は江戸時代に本格的に始まりました。 本を読んで話をする形は今も昔も変わりません。 10年続けた読書会も同じ形式でした。 読書会の根幹を維持しつつ、 現代に合わせて、自由な発想で遊び、 学べる時間になる場を築いていきたいと思います。 「本」と「自分」と「参加者」の間から 新しい発見をする喜びは、 仕事や学校の勉強では 味わうことのできない体験です。 本の内容に、さらなる深さと広さをもたらして 自分の中でゆっくりと「知」が成熟していきます。 読書会に即効性を求めることはできませんが、 長く参加し続けることで、 それぞれにとって大きな学びになることは 10年の読書会の経験から実感しています。 ご興味のある人は、ぜひご参加くださいませ。