4月読書会 4月5日(金)19:15ー21:30 今回は第一金曜日の開催です♪ 駐車場(案内は下記)の関係で時間を少し変更しました。 課題図書『白い航跡』上下巻 吉村昭著 ———————————- 内容紹介より <上巻> 西洋医術にあこがれ海を渡った薩摩の若者が海軍を救った! 薩摩藩の軍医として戊辰戦役に従軍した高木兼寛は、西洋医術を学んだ医師たちが傷病兵たちの肉を切り開き弾丸を取り出す姿を見聞し、自らの無力さを痛感すると同時に、まばゆい別世界にあこがれる。やがて海軍に入った兼寛は海外留学生としてイギリスに派遣され、抜群の成績で最新の医学を修め帰国した。 <下巻> 脚気の原因は食物にあり。運命を賭けた遠洋航海に軍艦「筑波」が出港する 海軍軍医総監に登りつめた高木兼寛は、海軍・陸軍軍人の病死原因として最大問題であった脚気予防に取り組む。兼寛の唱える「食物原因説」は、陸軍軍医部の中心である森林太郎(鴎外)の「細菌原因説」と真っ向から対決した。脚気の予防法を確立し、東京慈恵会医科大学を創立した男の生涯を描く歴史ロマン。 —————— 春光堂書店で販売しております。 本を読んでくれば、どなたでもご参加できます。 参加費:1,000円(学生500円)お茶付き ●参加者はおよそ15人前後です。 毎回、メンバーは変わりながら 新規参加者も常連さんもいます。 30~50代を中心に 中高大学生から定年退職した人まで、 男女比は半々です。 —– 読書会の案内 会読は江戸時代に本格的に始まりました。 本を読んで話をする形は今も昔も変わりません。 10年続けた読書会も同じ形式でした。 読書会の根幹を維持しつつ、 現代に合わせて、自由な発想で遊び、 学べる時間になる場を築いていきたいと思います。 「本」と「自分」と「参加者」の間から 新しい発見をする喜びは、 仕事や学校の勉強では 味わうことのできない体験です。 本の内容に、さらなる深さと広さをもたらして 自分の中でゆっくりと「知」が成熟していきます。 読書会に即効性を求めることはできませんが、 長く参加し続けることで、 それぞれにとって大きな学びになることは 10年の読書会の経験から実感しています。 ご興味のある人は、ぜひご参加くださいませ。