7月読書会 7月5日(金)19:00ー21:00 課題図書『世界に通用する子どもの育て方』WAVE出版 松村亜里著 ———————————- 内容紹介より 最新科学から分かってきたニューヨーク発、愛と幸せに満ちた子育て法。 本書は気鋭の心理学者による、ニューヨークで話題の「ウエルビーイング」と「ポジティブ心理学」の観点から教えてくれる、最新の子育て論。 著者自身、2児の母であり、自らの子育て経験を踏まえながら、「幸せになる」「世界に通用する」子になるための道を、科学的に検証されている事実をもとに解き明かします。 「何をすると子どもがダメになるのか」ではなく、「どのような関わり方が子どもの幸せにつながるのか」という温かい視点から、子どもも親自身も最短で幸せになる道を提示してくれる。 いま、最新の数々のデータが「学歴や地位は人を幸せにしてくれない」ことを示しています。 「成功するから幸せではなく」「幸せな子が成功する」というエビデンスをもとに、これからの時代、幸せな「世界に通用する子ども」になる道がわかるでしょう。 単純な仕事がAIにとって代わられる「AI時代」に活躍できるのは、人とつながれる「幸せな子」。 日本人はともすれば「統制型」で、罰や報酬で子育てしがち。 しかし統制的に子育てをすると「いい子でなければならない」と、人に弱みを見せられない子になり、ひいては人とつながれず、幸福感が薄い子に育つ。 一方、「支援型」で育った子のほうが、年収も健康も幸福度も高いそう。 ●幸せな人はそのままで成功する ●どんな罰も子どもをダメにしてしまう ●ご褒美も子どもをダメにしてしまう ●報酬は創造性の高いことには効かない ●報酬をもらうと興味は落ちてしまう ●自己決定理論は人間性を尊重する ●子どもの成功と幸せを願うなら支援型 ●親は子どもが甘えられる安全基地 ●親子の関係が子どもの幸せを左右する ●親の批判が子どもをダメにする ●自分が満たされるとまわりも満たされる ●ほめるときには期待を込めない ●強みを見ていれば問題行動はなくなる ●子どもはご褒美より親の信頼が嬉しい ●親は子どもの課題を取り上げない ●親が圧力を感じていると子どもに影響する ●人とのつながりがウェルビーイングを高める …など、科学的に検証された子育てスキルは、つらい子育てを確実に楽にしてくれます。 「子育ての道具箱」になるように、たくさんのツールが詰め込まれている本書をぜひ手にとってみてください。 —————— 春光堂書店で販売しております。 本を読んでくれば、どなたでもご参加できます。 参加費:1,000円(学生500円)お茶付き ●参加者はおよそ15人前後です。 毎回、メンバーは変わりながら 新規参加者も常連さんもいます。 30~50代を中心に 中高大学生から定年退職した人まで幅広いです。 男女比は半々です。 —– 読書会の案内 会読は江戸時代に本格的に始まりました。 本を読んで話をする形は今も昔も変わりません。 10年続けた読書会も同じ形式でした。 読書会の根幹を維持しつつ、 現代に合わせて、自由な発想で遊び、 学べる時間になる場を築いていきたいと思います。 「本」と「自分」と「参加者」の間から 新しい発見をする喜びは、 仕事や学校の勉強では 味わうことのできない体験です。 本の内容に、さらなる深さと広さをもたらして 自分の中でゆっくりと「知」が成熟していきます。 読書会に即効性を求めることはできませんが、 長く参加し続けることで、 それぞれにとって大きな学びになることは 10年の読書会の経験から実感しています。 ご興味のある人は、ぜひご参加くださいませ。