【やまなしこの一冊#28 最後の最後まで】

朝日新聞(山梨版)に連載中の28回目です。

北海道から九州までを廻国修行して、90歳を超えてまだ彫り続けた木喰上人。
生涯に1000躰以上の仏躰を刻んだそうです。

微笑みの向こうに見えるものは何かということに思いを馳せて書きました。

木喰上人の自由で多彩な微笑みの仏躰には驚くべきものがありますが、
柳宗悦の仏像に惚れ込み、調査研究に没頭して、
それを書き記した柳宗悦の筆致の熱量も半端ない本です。

柳宗悦が木喰上人を発見したのは、
北杜の浅川巧の家に行く途中に、甲府の池田の知り合いの家で、
たまたま地蔵菩薩を目にしたのがきっかけでした。
なぜ、そこにあったのか、その偶然に発見する至った理由や経緯にも歴史の不思議さがあります。

民藝運動の提唱者である柳宗悦が仏像のどこに美を見つけたのか、
木喰上人の信心と生き様がどのようなものだったのか、
感情が溢れてくるような審美眼が読みどころです。

全文は朝日新聞のこちらから
http://www.asahi.com/ar…/yamanashi/articles/list2000186.html

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