フィクションでありながら、実体験をもとに社会の暗部に切り込んだ小説です。山梨県民なら誰もが分かり、同時に身につまされる所が多く、よりこの小説を楽しむことができます!ぜひみなさん読んでくださいね。
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今回は創作にあたる「創作ノートの作り方」の話で盛り上がりました。樋口先生は沢山の参考文献を読んでは、自分で手で書き、ノートにまとめていくそうです。そうすることで自分の頭の中に残り、どこに何が書いてあるかもわかり、それが創作の土台になるのだそうです。学生の時から年表などもノートづくりをしていたということです!
デジタル機器でクラウドにコピペするだけでは、頭にも残らないし、どこにあるかも分からないし、結果として使える情報にならなかったりしますよね。
自分でまとめて、楽しんでノートづくりをすることが、手間のようであり、実はもっとも自分の力になるのですね。アナログの力を感じる本当に参考になるお話でした。
いつかそのノートを見せてもらいたいです♪
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『サイレント・ブルー 』光文社
八ヶ岳南麓の高原で暮らす都会からの移住者たち。ある朝、蛇口から流れる水が薄茶色に変じていた。
それをきっかけに、当たり前だった日常が徐々に崩壊していく―。
その日、彼らの生活から水が消えた。自然の中で生き続けて20年の著者だからこそ描けた、パニック・エンタテインメント×骨太の社会派小説!