2月読書会 2月7日(金)19:00ー21:00 課題図書『師匠、御乱心! 』小学館 三遊亭 円丈著 ふるってご参加くださいませ♪ ———————————- 春光堂書店で販売しております。 本を読んでくれば、どなたでもご参加できます。 参加費:1,000円(学生500円)お茶付き ●参加者はおよそ15人前後です。 毎回、メンバーは変わりながら 新規参加者も常連さんもいます。 30~50代を中心に 中高大学生から定年退職した人まで幅広いです。 男女比は半々です。 ———————————- 課題図書『師匠、御乱心! 』小学館 三遊亭 円丈著 <内容紹介> 問題作復活! 落語界を揺るがした大事件 師匠に翻弄される弟子たちの悲哀と混乱、そして敬愛と憎悪のすべて。 「もう決めた、あたしゃ、伝家の宝刀を抜く!」 昭和53年、名人・三遊亭円生は、柳家小さん率いる落語協会の真打ち量産体制に異を唱え、一門を率いて協会を脱会した。 この騒動に落語界は大揺れし、円生の弟子たちは翻弄された。 当時、自身が見た真実をどうしても書かずにおられないと、弟子の一人で騒動の最大の被害者でもある円丈が書き上げたのが、本書である。 見たまま、感じたままを、忖度なく実名で書き綴った赤裸々な本書は、刊行当初、世間を騒がせ、関係者を困惑させ、あるいは激怒させた。 その問題作を、30年あまりの時を経て復刊した。 この間、立川談志、古今亭志ん朝、先代三遊亭円楽ら、登場人物の多くが鬼籍に入った。一方、本書の文芸としての価値が見直された。 作家・夢枕獏氏は、本書の解説にこう書いている。 「ただ、体験したことを書くというだけでは、とてもここまでのものは書けない。 三遊亭円丈は、おそるべき天才である。 一方の極に、又吉直樹の『火花』があるなら、もう一方の極に、三遊亭円丈のこの『御乱心』があると言っていい。」 <著者> 三遊亭/円丈 1945年名古屋生まれ。明治大学文学部演劇科中退後、三遊亭円生に入門、ぬう生となる。1978年、真打昇進、円丈襲名。代表作「グリコ少年」をはじめとする新作落語で頭角を現し、テレビ・ラジオでも活躍。落語協会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) —– 読書会の案内 会読は江戸時代に本格的に始まりました。 本を読んで話をする形は今も昔も変わりません。 10年続けた読書会も同じ形式でした。 読書会の根幹を維持しつつ、 現代に合わせて、自由な発想で遊び、 学べる時間になる場を築いていきたいと思います。 「本」と「自分」と「参加者」の間から 新しい発見をする喜びは、 仕事や学校の勉強では 味わうことのできない体験です。 本の内容に、さらなる深さと広さをもたらして 自分の中でゆっくりと「知」が成熟していきます。 読書会に即効性を求めることはできませんが、 長く参加し続けることで、 それぞれにとって大きな学びになることは 10年の読書会の経験から実感しています。 ご興味のある人は、ぜひご参加くださいませ。