『柳子新論』といえば、山梨の偉人、山県大弐による著書です。
大弐は明和事件に連座して志半ばで処刑されてしまいましたが、この本はひそかに読み継がれ、吉田松陰に大きな影響を与えたとも言われています。大弐の蒔いた種がその100年後に明治維新として結実し、その契機になったともいえますね。
明治時代には名誉回復され、山県神社にまつられています。酒折の碑文も有名です。ちなみに百石町(甲府市丸の内)の龍華院には大弐の両親のお墓もあります。
この本は岩波文庫で出版されていたこともあり、わたしも挑戦してみたのですが、難しすぎて、また現代語訳も見つけられずにいて、読むことができませんでした。。。
それがなんと、この度、白倉信司先生の手によって現代語訳が出版されました!
【左側】
●現代語訳だけの「現代語で読む」2,800円(税込み)
【右側】
●書き下し文と現代語訳でなる「詳細版」3,300円(税込み)
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