「パリに憧れて」出版記念トークショー が開催されました☆

出版記念トークショー 「パリに憧れて 夢のサロン La Cachette et Mimiができるまで」が開催されました!

県外からの参加者もいらっしゃり、満員御礼で、会場はすごい熱気に包まれました☆
 
ファン垂涎の秘蔵品をたくさん持ち込んでくださり、休憩後にはお色直しまでありました♪お三方のトークも弾み、出版に至った経緯、お店のこと、パリのこと、ヴィンテージのこと、甲府の思い出等々、皆さん心からこのイベントを楽しんでいかれたようでした。
 
登壇された編集者のお二人は、今回の出版にあたって東京をあちこち巡りリサーチしたそうですが、その過程で由貴さんがあらためて類まれなセンスの持ち主であることを実感し、お二人ともそのセンスに感化されてファッションが変わったそうです!お二人の当日のファッションも楽しんでいる様子が伝わってきて。とても素敵でした☆
 
秘蔵品の中でわたしが驚いたのはスクラップ帖です。そこには黄ばんでしまった雑誌の切り抜きがありました。中高生の時に、そこに写っていた三重県賢島にある松井真珠店のピンク色のアクセサリーに憧れて、30年越しについにそのお店を訪れて、その写真と同じものを買い求めた話は胸熱でした。
 
由貴さんは小さい頃の思い出が、今でも細部まで記憶されているので驚きます。今では岡島の社員さんすら分かる人がいない、当時のラッピングについていた素敵なリボンまで記憶を頼りに再現したそうです(笑)今は失われてしまった「よきもの」がお話の端々からあれこれと掘り出される中で、その中には今の時代だからこそ復活させることができるものもあるかもしれないと思いました。その時、由貴さんはそうしたよきものを思い出させる、気づかせる、知ってもらう人という役割があるのかもしれません☆
 
聞いていると、こうしたスクラップ帳も何冊もある他、好きな言葉を書き溜めたノート、また自分年表などがあるとのことでした。これは見てみたいです☆由貴さんの自らの数寄を生かし、オリジナルな世界観をつくりあげた様子をみていると、もしかしたら、このような遊びの中に、独自の感性で創造性をもった人間になるヒントのようなものがあるのかもしれないと思い興味津々です。
 
イベントの最後の質問コーナーでは、朝会や読書会の参加者が次々に小気味よく意見と質問も繰り出して、聞いていて嬉しくなりました(^^)
 
参加者の中には『大映映画おしゃれ手帖』の著者の永川梨惠さんもいらっしゃり、終了後にはサインも頂けるなど、盛り盛りの会になりました。
 
そして、全国に名だたる書店がたくさんある中、この本は春光堂書店が日本一売ってるということをお聞きして、何だか誇らしい気持ちになりました!
 
まだ読んでない方はぜひ読んでみて下さい♪

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